タイの株式会社は、非公開株式会社と公開株式会社の2種類があり、
それぞれの特徴を簡単にまとめると次のようになります。

非公開株式会社

株式公開を予定していない株式会社(ほとんどの企業はこちら)

  • 社名表記は、บริษัทボリサット 社名 จำกัดジャムガット
  • 根拠法:民商法典
  • 発起人の最低人数 3名
  • 常時必要とされる株主の最低人数 3名
  • 取締役の最低人数 1名
  • 監査役の最低人数 義務なし
  • 目論見書による株式の公募 不可
  • 公開株式会社への改組可能
  • 社債の発行 不可

公開株式会社

株式公開を予定している株式会社

  • 社名表記は、บริษัทボリサット 社名 จำกัดジャムガット (มหาชนマハーチョン)
  • 根拠法:公開株式会社法+証券・証券取引所法+民商法典
  • 発起人の最低人数 15名(半数以上がタイ国内に住所を有すること)
  • 取締役の最低人数 5名
  • 監査役の最低人数 3名
  • 常時必要とされる株主の最低人数 15名
  • 目論見書による株式の公募 可
  • 社債の発行 可

共通事項

  • 株主の責任は授権株式の額面価格に制限される。
  • 取締役の法的責任は、会社の基本定款に記載した場合、無制限にすることができる。
  • 会社は、基本定款と付属定款に基づいて、取締役会によって運営される。

日本の会社法との違い

  • 外部監査が義務付けられている
  • 決算書は登記の義務があり、登記事務所で閲覧可能
  • 株主総会で同票の場合、議長に決定権あり
  • 代表取締役という概念はなく、取締役がどのように会社を代表するかは定款に登記が必要